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「仕訳の問題、何から練習すればいいかわからない」——そう感じている方に、この記事はぴったりです。
簿記3級の試験では、仕訳問題のパターンはある程度決まっています。よく出るパターンを先に押さえておくことで、試験の8割以上の仕訳問題に対応できます。この記事では、私が実際に試験勉強で繰り返し練習した「頻出仕訳パターン20選」をカテゴリー別にまとめました。
【現金・預金】よく出る仕訳パターン
パターン1:現金で商品を仕入れた
(借方)仕入 / (貸方)現金
ポイント:「現金で支払った」→現金は貸方(減少)
パターン2:小切手を受け取った
(借方)現金 / (貸方)売上など
ポイント:他人振出しの小切手=現金として処理
パターン3:普通預金に振り込んだ
(借方)普通預金 / (貸方)現金など
ポイント:普通預金は資産科目。預け入れで増加=借方
【売上・仕入・掛け取引】よく出る仕訳パターン
パターン4:掛けで商品を仕入れた
(借方)仕入 / (貸方)買掛金
ポイント:掛け仕入→買掛金(負債)が増加=貸方
パターン5:掛けで商品を売り上げた
(借方)売掛金 / (貸方)売上
ポイント:掛け売上→売掛金(資産)が増加=借方
パターン6:売掛金を現金で回収した
(借方)現金 / (貸方)売掛金
ポイント:売掛金(資産)が減少=貸方。現金(資産)が増加=借方
パターン7:買掛金を現金で支払った
(借方)買掛金 / (貸方)現金
ポイント:買掛金(負債)が減少=借方
パターン8:仕入れた商品の一部を返品した
(借方)買掛金 / (貸方)仕入
ポイント:返品=仕入の取り消し。仕訳を逆にする
【固定資産・備品】よく出る仕訳パターン
パターン9:備品を現金で購入した
(借方)備品 / (貸方)現金
ポイント:備品(資産)の増加=借方
パターン10:減価償却費を計上した
(借方)減価償却費 / (貸方)減価償却累計額
ポイント:費用の発生=借方。減価償却累計額は資産のマイナス
【給料・費用】よく出る仕訳パターン
パターン11:給料を現金で支払った
(借方)給料 / (貸方)現金
ポイント:給料(費用)の発生=借方
パターン12:給料から所得税を源泉徴収して支払った
(借方)給料 / (貸方)所得税預り金・現金
ポイント:差し引いた所得税は「預り金(負債)」として計上
パターン13:保険料を前払いした(決算整理)
(借方)前払保険料 / (貸方)保険料
ポイント:来期分を今期の費用から除く(前払費用の計上)
【借入・貸付・利息】よく出る仕訳パターン
パターン14:銀行から現金を借り入れた
(借方)現金 / (貸方)借入金
ポイント:借入金(負債)の増加=貸方
パターン15:借入金を利息とともに返済した
(借方)借入金・支払利息 / (貸方)現金
ポイント:元金と利息を分けて処理する
パターン16:未払利息を計上した(決算整理)
(借方)支払利息 / (貸方)未払利息
ポイント:今期分の利息がまだ未払いの場合に計上する
【資本・その他】よく出る仕訳パターン
パターン17:貸倒引当金を設定した(決算整理)
(借方)貸倒引当金繰入 / (貸方)貸倒引当金
ポイント:売掛金の回収不能リスクを費用として見積もる
パターン18:売掛金が貸し倒れた
(借方)貸倒引当金・貸倒損失 / (貸方)売掛金
ポイント:引当金の残高があれば引当金を優先して使う
パターン19:法人税等を計上した(決算整理)
(借方)法人税等 / (貸方)未払法人税等
ポイント:期末に当期の税金を費用として計上する
パターン20:当期純利益を振り替えた(決算整理)
(借方)損益 / (貸方)資本金
ポイント:当期純利益は最終的に資本金(純資産)に振り替える
効率よく覚えるための練習方法
これら20パターンを効率よく覚えるためのポイントをお伝えします。
- まずは「基本取引」(パターン1〜10)を先に完璧にする:決算整理(パターン11〜20)は基本取引が固まってから取り組む
- 1日5パターンずつ、4日間で一周する:一度に全部覚えようとせず、少しずつ反復する
- 「なぜその仕訳になるか」まで確認する:丸暗記より「理由を理解する」ほうが定着率が高い
- 間違えたパターンには印をつけて繰り返す:苦手パターンを重点的に練習する
まとめ:頻出20パターンを制すれば試験の8割は解ける
簿記3級の仕訳問題は、パターンが決まっています。この記事でまとめた20パターンを繰り返し練習することで、試験本番でも迷わず仕訳が書けるようになります。
完璧に覚えようとするより、「一通り練習→間違えたものを繰り返す」のサイクルを大切にしてください。少しずつ確実に身につけていきましょう。
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