勉強を始めて、すぐに前向きになれたわけじゃない

簿記3級勉強法

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あの朝から、私は簿記の勉強を始めました。でも正直に言うと――すぐに前向きになれたわけではありません。


専門用語がまったく頭に入らない

参考書を開いた最初の日。「借方」「貸方」「資産」「負債」「純資産」――もう、言葉が多すぎる。日本語なのに、意味が入ってこない。読んでいるのに、理解できない。「私には無理かもしれない」と何度も思いました。

簿記3級は初心者向けと言われていますが、最初の「仕訳」という概念が本当にとっつきにくいです。「借方(かりかた)に何を書いて、貸方(かしかた)に何を書くのか」という基本ルールが感覚的に理解できるまで、かなり時間がかかりました。


2周目までは「苦行」だった

「1回で理解できなくていい」と聞いていたので、とにかく最後まで読みました。でも、2周目もほとんど同じ。「あれ?これさっきも読んだよね?」なのに、理解が追いつかない。勉強しているはずなのに、前に進んでいる実感がない。正直、苦行でした。

特につらかったのは、やればやるほど「自分はこれに向いていないのかも」という気持ちになること。周りの人がすらすら理解しているのに、自分だけ取り残されているような感覚がありました。でも後から分かったのですが、これは多くの簿記学習者が経験する「最初の壁」だったのです。


それでもやめなかった理由

完璧に理解しようとするのをやめました。「慣れるまでの時間なんだ」と思うことにしました。意味が分からなくても、毎日少し触れる・用語に目を通す・なんとなく流れを覚えるということだけを続けました。すると、3周目あたりで少しだけ変化がありました。

私がやめなかった理由は、もう一つあります。「勉強をやめたら、また何もしていない自分に戻る」という恐怖心です。あの朝の洗面台で感じた「このままではいけない」という感覚。それが、苦しくてもテキストを開かせ続けてくれました。


「あ、見たことある」が増えてきた

理解はまだ浅い。でも、「この言葉、前にも出てきた」「なんとなく流れは分かる」という感覚が出てきました。ゼロだったものが、0.1くらいになった感じ。大きな変化ではないけれど、確実に前とは違いました。

特に「仕訳」の感覚が少しずつつかめてきたころ、勉強が急に楽しくなりました。「なるほど、こういう仕組みになっているのか」という瞬間が少しずつ増えて、それが次のモチベーションになっていきました。


簿記学習で最初の壁を乗り越えるコツ

同じように「最初が全然わからない」と感じている方に向けて、私が実際に効果があったと思う方法をお伝えします。

  • 「理解できなくていい」と割り切って先に進む:最初から完璧に理解しようとするとどこかで止まります。わからないまま進んで全体を把握することが大切です。
  • 1日10〜15分だけ、毎日続ける:まとめて1時間勉強するより、毎日少しずつの方が記憶に残りやすいです。スキマ時間を活用しましょう。
  • 仕訳問題を数多くこなす:簿記は「理論」より「慣れ」の要素が強いです。仕訳問題をたくさん解くことで、体が覚えていきます。
  • 動画講義も併用する:テキストだけではイメージしにくい概念も、YouTubeの無料動画や通信講座の動画解説を使うと格段に理解が深まります。

勉強して変わったのは「自信」

簿記の知識が一気に身についたわけではありません。でも、わからないことに向き合えた・投げ出さなかった・毎日少し続けられた、この事実が自信になりました。

髪の変化で感じた不安は、少しずつ薄れていきました。未来が急に明るくなったわけではないけれど、「私は、何もしていない人ではない」そう思えるようになりました。


まとめ

勉強を始めても、すぐに前向きになれるわけではありません。専門用語に苦しみ、2周目まで苦行で、向いてないかもと思う。でも、それは失敗ではなく「慣れる期間」だったと今は思います。

老いを感じたあの日から、私は「不安なまま止まる」ことをやめました。小さな一歩でも、続ければ、ちゃんと変わります。同じように悩んでいる方の背中を少しでも押せたなら嬉しいです。

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